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品川裕香さんに教えていただきました!
2016 / 07 / 27 ( Wed )
6月17日、
バオバブの樹では、品川裕香さんを招いてママ勉強会と「こどもの応援団になろう!」講座を行いました。
品川裕香さん、恥ずかしながら私はそれまで認識がなかったのですが、
素晴らしい知見を持った教育ジャーナリストさんでした!

【「こどもの応援団になろう!」のチラシに使ったご紹介文】
講師紹介:品川裕香氏 
教育ジャーナリスト。扶桑社の編集者を経て独立。いじめ、不登校、虐待やADHD, LD, ASDなどの特別支援教育、矯正教育に詳しく、第一次安倍内閣福田内閣の教育再生会議委員や、中央教育審議会専門委員も務められました。国際ディスレクシア協会会員で、日本の発達性ディスレクシア研究会の理事でもあります。


本当に素晴らしい講演会で、
目からウロコ、と言いますか、ずっともやもやしていたことがスッと晴れて、
あしたからの視線がピッと定まった感じでした。

私には、ずっと心の奥底で引っかかっている事がありました。
困難を抱えている子どもを育てていると必ず言われる、
「その子自身を認める」
「無理をさせない」
という言葉。
困難を抱えている子どもですから、苦手なこと、できない事が山ほどあります。
急な変更が苦手、たくさんの人混みが苦手、漢字を覚えるのが苦手、
苦手なことが目の前にあるとすごく不機嫌になる、
不機嫌になると人のことばが耳に入らない。
英語ができない、自転車に乗れない、へんてこりんな走り方をする…

自転車や走り方はともかく、そして最悪英語は目をつぶるとしても。
他の事って、今のまま置いておいていいんだろうか…
子どものうちはいいけれど、大人になったらやばいんじゃないだろうか…
でも、できないというその子自身を認めなくてはならないし、ムリはさせられないんだから…

しかし、品川さんはおっしゃいました。
障害があろうがなかろうが、社会に出るためには必要なことがある。
身に付けなければならないことがある。
要はそれを、その子に合ったやり方で教えてあげられるかどうかだ、と。

目からウロコ、ボロボロボロ。
そういう事だったのか―。

「その子自身を認める」というのは、苦手も含め、その子の在り方をそのまま受け入れる、という事。
でも、野生動物じゃないんだから、そこから成長する事は必要。学んで進化していくことはとても大切。
その子自身を認める、という事は、「今のままでいい」という意味ではなかったのです!

そして「無理をさせない」という事は、
「その子に合った学びの仕方を考える」ということ。
品川さんは、話して分からなければ、書いてみたり体を動かしてみたりしましょう、とおっしゃいました。
例えば漢字。
私は自分がしてきた学び方=何度も繰り返し書く、から発想がなかなか伸びませんが、
クリエイティブなお母さんや先生方は、象形文字から入ってみたり、
偏とつくりを分けてクイズみたいに考えてみたり、
踊ってみたり、歌ってみたり、されていますよねー。
そういう工夫を怠ってきたのは私。
「この子には限界があるんだから」「無理をさせたらかわいそう」
そんな言葉で逃げてたなー、と思ったわけです。

勉強に関してはもちろん、もっと大事なのは社会ルールを守ったり、
常識的な行動をとれたりする事。
これもまた、待っていては何も変わらないわけで…
子どもにとって入りやすい方法で入れてあげないと。
子どものときは、ちょっと変わっているけど可愛い、で済むことも、
大人になったらただの変な人、ですもんね(^_^;)

そんな時、つくづく頼りになるのが沖村先生をはじめとする専門家。
ちゃんとしたアセスメントに基づいて、子どもたちが一番つらくない方法を考え抜いてくださっている事に、本当に感謝感謝です。


なんだよ、あたり前の事じゃないか、という突込みの声がアチコチから聞こえてきそうですが、
そんなあたり前のことをきちんと教えていただいた、
素晴らしい講演会でした!!

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01 : 01 : 57 | バオバブの母のつぶやき | page top
ひとりで抱えず、相談してみませんか?
2016 / 02 / 28 ( Sun )
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08 : 00 : 51 | バオバブの母のつぶやき | page top
子どもが大きくなって、分かること
2015 / 12 / 07 ( Mon )
グループ活動のカテゴリでぱんたの活動についての記事をアップしていただいたのを見て、
5年前、うちの子どもがぱんたのメンバーだった頃のことを思い出しました。

子どもが今、中学2年生ですので、当時は4年生か、3年生だったと思います。
実は、かなりボンヤリ者の母である私は、『療育』というものがなぜ必要なのか、
よく分からないまま、ぱんたに参加させていただいていました。

バランスボールで体幹を鍛えたり、
フギャーノートを使って上手に演奏をしたり、
これまで使った事のない楽器を使えるようになったり…
という事はありましたが、
たかだか月一回の事で、それが何になるのかなあ・・・??と、
実は内心思っていた気がします。

今思えば、私はあの時間で子どもが
「何かを習得する」「何かができるようになる」
事をイメージしていたのですね。

イマドキのちゃんと勉強されているお母さんから見ると、笑われちゃいそうですね。
ああ。恥ずかしい。。。
5年前の私に「ぱんたは音楽教室じゃないんだよ。」と、教えに行ってあげたいくらいです。

でも、私が偉かったのは、何のためだかよく分からないままでも、その活動をやめなかった事でした。
子どもは、月一回、優しい先生方のお褒めの言葉をもらい、
小さな達成感を積み重ね、苦手な人との交流を学びました。
だからといって、すぐに何かの効果が出たわけではなく、
子どもの小学校生活が劇的に変わったかというと、そんなわけでもありませんでした。

でも、5年後の今、中2という難しい時期にさしかかってみて、
あの当時、信頼する人との間で積み重ねてきた時間の大切さを知りました。
世の中には自分の味方がいて、守ってくれたり期待してくれたりするという事を体感できていること、
自分はやれない事もあるけど、やれる事もちゃんとあるのだという事が分かっていることが、
今、子どもの気持ちを支えているのだと思います。

ああ、あの頃、ちゃんと療育に通っていてよかったーーー\(^o^)/
と、やっと分かった、バオバブ母でした♪
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ユニバーサルデザインを意識した学級経営
2015 / 09 / 13 ( Sun )
障害のあるこどもと障害のないこどもが、同じ場で共に学ぶことを目指すインクルーシブ教育。その実現のために、小学校、中学校の通常学級では、ユニバーサルデザインを意識した学級経営や授業づくりが求められています。全てのこどもにとって安心して楽しい学校生活を送ることができる学級経営をするためには、どのようなことを意識したら良いのでしょうか。
苦手のあるこどもが、実際に配慮してもらって助かった実例を挙げてみます。
「書き」が苦手・・・
授業中、先生の話しを聞きながらノートを取るのが大変!
◆授業中、ノートをとるための時間を作ってくれています。
読み書きが苦手な子にとって、先生の話しを聞きながらノートを取るのは至難の業です。毎時間、先生の話を聞くときは「聞く」ことに集中させて、後で「書く」時間を作ってくださる先生がいます。読み書きが苦手でない子にとっても、聞きながらノートを取っていると、理解が薄くなる場合もあります。クラス全体で、先生が話すときは「聞く」ことに集中させ、ノートをとるときは「書く」ことに集中させる、そうすることによって、クラス全体で授業に対する理解が深まっていくことでしょう。
「読み」が苦手・・・
テストやプリントを読むのに時間がかかり、読み間違えも多い。
◆通常のテスト、プリントの他に、大きな文字で行間が広いテスト、プリントを用意して、好きな方を選べるようにしてくれています。
読みが苦手なこどもにとって、大きな文字で行間が広く印刷されている方が見やすいことが多いです。文字が大きなプリント、普通のプリントの2種類を用意して、どちらを使うか、こどもが選べるようしてくださっている先生がいます。
人前で話すのが苦手・・・
誰かに話しかけるだけでも緊張してしまう。発表がある日は学校を休みたい!
◆本人の希望を聞きながら、小人数から慣らしていってくれています。
人から注目を集めることや失敗することに強い不安を感じるこどもがいます。単なるあがり症と決めつけないでほしいです。社交不安障害などの精神疾患の可能性もあり、無理に人前に立たせることでトラウマになってしまう場合もあります。
発表が苦手な子のために、最初は少人数グループ内での発表や、友達と一緒に発表させる、などの考慮をしてくださっている先生がいます。
どういう発表形態ならばチャレンジできるか、本人の希望を聞き取りながら、少しづつできる範囲で慣らしていくようにしてくださっているおかげで、子どもたちの可能性が広がっていきます。
音楽のリコーダーや歌が苦手・・・人前で何かするのも苦手だし・・・
音楽のリコーダーや歌のテストでみんなの前で一人で歌ったりリコーダーを吹いたりするのは、とても苦痛!
◆テストの方法を工夫してくれています。
発達障がいのこどもは、リコーダーや歌が苦手な子が多く、みんなの前で一人で苦手なことをやらなければならない、リコーダーや歌のテストは苦痛を伴います。
いきなりみんなの前ではできない子のために、最初は先生と1対1でテストをしてくださった先生がいます。先生と個別のテストで対応してもらったおかげで、徐々にみんなの前でできるようになっていった例もあります。また、やりたい人からテストをして、終わった人は先に音楽室から教室に帰っていいという方法にしてくださった先生もいます。そのおかげで、苦手な子たちは最後の方に、少ないギャラリーの中でテストをすればよくなり、緊張が高まらずに済んで助かっています。
テストの方法を工夫してくださっているおかげで、「全くできない」と思い込んでいたこどもたちは、「テストを受けられた」という達成感が得られ、自信につながっていきます。


こどもたちはとても敏感で繊細です。個別対応でサポートしてもらうのは、友達から「なんでお前だけ」と言われるのがイヤで拒絶してしまうこともあります。サポートするときは、クラス全体で、全員の子に選択肢を与えてもらえると、サポートを受けやすくなります。
こどもによって苦しんでいることは様々で、サポート方法もその子に合ったサポート方法はそれぞれ違います。どうしていったら良いか、すぐには答えはでませんし、これが正解という解答もありません。本人の気持ちを一番尊重しつつ、学校の先生方、支援の方々、保護者、みんなでそのこどもに合ったサポート方法を考えていけたら良いですね。


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